漢方薬剤師・大久保愛さんの細胞から元気になる 
2月の「食薬レシピ」

【2024年2月】
不調が多発する2月には副腎ケアの「小松菜レシピ」

2月は、なんとなくの不調が多発しやすい時期。立春を過ぎてもまだ日照時間は短く、暗くて寒い日が続きます。気づかないうちに気候の変化からストレスを受けることも。
ストレスがあると副腎から分泌されるコルチゾールは、ストレス過多だったり、甘いものを摂り過ぎると分泌量がさらに増えます。その結果、副腎が疲れ切ってしまい、朝からだるい、夜中に目が覚める、PMSがひどくなる、カフェインがないとやる気が出ないなどの症状が表れる可能性が。
亜鉛、マグネシウム、鉄などミネラルの多い貝類やビタミンCを含む野菜やかんきつ類を積極的に摂りましょう。

◆今月のキー食材

小松菜

小松菜は、鉄分が多いことで知られていますが、ほうれん草と違いシュウ酸が少なく、アクを取る必要がないため下茹でせずに食べることができ、忙しい女性にうれしい野菜です。
腸と肝臓の解毒に働くイソチオシアネートや粘膜を強化するβカロテンを含むので、デトックスや肌トラブル、感染症対策にも◎。

◆レシピ紹介

心を整え、血行を良くする
小松菜とアサリの煮びたし

アサリも小松菜も冷凍すると栄養の吸収が高まるといわれています。それぞれ冷凍でストックしておくと料理が面倒な日の「補気血」に。

動画で作り方をチェック

材料
アサリ      1パック(200g)
小松菜      1束
水        50㎖
醤油・みりん   各大さじ1

作り方
①小松菜は3センチほどでカット。アサリは砂を抜く。
②耐熱皿に小松菜を敷き、その上にアサリをのせ、水と調味料を回しかける。
③ラップをして600Wで3分を目安にレンジで加熱して完成。

Point
*アサリの砂抜きする際の塩水は、500㎖のペットボトルを利用すると便利!
 500㎖の水に対しキャップ2杯分の塩を入れると、砂抜きしやすい塩分濃度に。
*アサリは殻つきが望ましいですが、むき身でもOK。
*小松菜を冷凍するときは、根本を切り落として洗い、水分を拭き取ってから食べやすい大きさにカットして冷凍用保存袋に入れるとよいでしょう。
*アサリの冷凍は砂抜きして水分を拭き取り、冷凍用保存袋に入れて。アルミやステンレスのバットにのせておくと急速冷凍できます。

 

冷え対策&内側から不調を解消
小松菜と鶏ひき肉のゴマ味噌スープ

「お腹を触ると冷たい」「一度冷えると温まりにくい」という人におすすめ。味噌などの発酵食品、抗酸化物質を含み食物繊維とミネラルも多いゴマ、ヘム鉄やタンパク質が豊富な鶏肉を組み合わせて、美味しく体の内側から不調を解消していきましょう。

 動画で作り方をチェック

材料 
鶏ひき肉      150g
小松菜       2束
ニンニク      1片
ゴマ油       少々
水         200㎖
酒         50㎖
味噌・すりゴマ   大さじ1くらい
豆板醤       小さじ1〜2

作り方
①小松菜は3センチほどでカット。ニンニクはスライスする。
②鍋にゴマ油を引き、鶏ひき肉を軽く炒める。
③すべての材料を入れて煮る。小松菜に火が通ったら完成。

Point
*豆板醤はお好みの辛さで調節しましょう。
*ボリュームが欲しいときは豆腐を足しても。味が薄い場合は調整してください。

 

Profile

漢方薬剤師・大久保愛さんの細胞から元気になる 8月の「食薬レシピ」

大久保 愛(Ai Okubo)

薬剤師、漢方カウンセラー。北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び、日本人で初めて国際中医美容師資格を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、漢方・薬膳をはじめとする医療と美容の専門家として商品開発や執筆、企業コンサルティングなどに携わる。


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